コストコ、イケア、ゴディバなど、様々な外資系のお店があるわけですが、皆さんはこのようなお店をどのように呼んでいるでしょうか。実は、このようなお店には「日本国内の呼び方が海外では通用しない」というケースも珍しくありません。
例えばコストコは、海外では「コスコ」なんですよね。「ト」は発音しないんです。しかし、「コスコ」という名前の会社が既に存在していたため、「コストコ」という名前で日本上陸を果たすことになったのだとか。
イケアは海外では「アイキア」と呼ばれることが多いですが、本来のスウェーデン語では「イケア」という発音なのだとか。だから、日本の方が原語に近い発音をしているということになります。
私たちの愛するサーティーワンは、海外だと「バスキンロビンス」と呼ばれますよね。これは、日本では「バスキンロビンス」が呼びにくいと考えられ、親しまれるようにと「サーティーワン」に名前を変えたんです。つまり、呼び方の違いは言語の違いというよりも、マーケティングによるものなのでしょう。
日本の常識が世界で通用するとは限らない、そんな風に思わされる一件です。