キャストの仕事を有意義に行うためには、自分自身が刺激を受けることも大切だと思っています。僕は、自分に退屈することが何よりも好きではありません。同じことばかりを繰り返していたら、自分に飽きてしまいませんか?
例えば仕事で、「これでいこう!」「この方向性でやろう!」とテンションを高くしたとしましょう。でも、そのやり方をずっと続けていったら、飽きてしまうかもしれません。もしかしたら「そろそろ他のやり方を模索したい」と思うかもしれません。そして、僕はそれでいいと思っています。その時に最善と思えるやり方を追求したら良いのですから。
でも、そうやって新しいアイディアを追求するためには、やっぱり「自分に飽きないこと」が大切だと思うんです。そしてそのためには、自分自身が刺激を受けることが重要だと思うんですよね。
行ったことのない場所に行ってみたり、見たことのない映画を聞いてみたり。僕は音楽も大好きですが、新たな音楽に触れてみることもとても重要。好きな音楽を聞いたり、聞いたことのない音楽を聞いてみたり。好きなアーティストもたくさんいますが、そういうアーティストの思想に触れてみたり。僕にとってはどれもが大切な経験で、どれもが刺激なんです。
そして、このような刺激があるからこそ、キャストの仕事にも活かすことができて、楽しめているんだと思っています。