仕事をしていれば、誰にだって謝らなければならない時があります。失敗したり、思わぬ結果を招いてしまったり、「そんなつもりはなかった」という言い訳が通用しないこともあります。善意でやったことが裏目に出てしまった、そんなこともあるかもしれません。
謝罪しなければならない時、僕は注意した方が良いことが2つあると思っています。まずは言い訳しないこと。どれだけ頭を下げたつもりでも、言い訳をしてしまえば謝罪の効果は減ってしまいます。「結局わかっていないのでは」という印象さえ与えてしまいかねないんですよね。芸能人などの謝罪を見ていても、例えば謝罪の半分以上が言い訳になっていて、炎上に更なる燃料を注いでしまう、なんてこともあるように思います。
また、謝罪をするまでに時間をかけないこと、つまり、早めに対応するということです。例えば何かが起こった時、謝罪会見までに時間がかかってしまい、さらに炎上してしまったという企業や芸能人は少なくありません。それに対し、早急に対応し、トラブルの解決を実現させ、必要ならば早めに謝罪をする、という姿勢を見せる企業などは、むしろ良い印象を与えることさえあります。
仕事をする上でトラブルはつきものです。もしも何かが起こってしまった場合、早急な対応が求められます。そんなつもりはなかった、自分は悪くない、そんな言い分は通らないこともあるんです。しかし、そんな時こそしっかりと向き合い、必要ならば謝罪をする、そうではないならしっかりと説明をするなど、周りに理解を得られるような対応をしていきたいものです。