何かあった時、問題が何か理解することがとても大切だと思っています。仕事をしていれば、誰だって必ず失敗しますし、頭を下げなければならなかったり、やり直さなければいけなかったり、そんなことがありますよね。しかし、どんな時も、そもそも問題が何かわかっていなければ、意味がないんです。
例えばネットで何かが炎上してしまったとしましょう。それを叩く人、煽る人、様々な人が出てくるわけですが、何が問題で炎上してしまったのか、どのような態度が問題だったのか、そういうところがしっかり理解できていなければ、適切な謝罪はできません。的外れな謝罪をしてしまえば、そもそも炎上を加速させるだけになってしまいます。
しかし実際は、トラブルが起こった時に何が問題だったのか、きちんと理解できている人は少なくありません。自分の発言が問題だったのか、タイミングが悪かったのか、相談相手が悪かったのか、自分がすぐに対応しないのが悪かったのか、様々な「原因」があり得るわけです。その中からいったい何が悪かったのを把握できなければ、また同じことを繰り返してしまうリスクがあります。
もしも誰かから何かを指摘されたなら、何が問題だったのか話し合っても良いでしょう。わからなければ周りに聞いても構いません。一人で突っ走ってしまい、更なる燃料を投下することがないようにしましょう。そのためにも普段から良い人間関係を築き、相談できる相手を作っておく努力も大切ですね。