ABO式の血液型が発見されたのは、1900年のことです。一般的にA型、B型、O型、AB型がありますが、友達と血液型を聞き合って盛り上がった経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
実は、血液型にこだわるのは、日本だけとも言われているんです。
国にもよりますが、世界の多くの国では自分の血液型さえ把握していない人は、少なくないそうです。実際に、輸血の時には血液型を調べられますので、自己申告の必要もないんですよね。
また、アメリカやヨーロッパを中心とする欧米諸国では、血液型は個人情報の1つとされており、血液型を聞くということは住所や電話番号を聞いているのと同じだと判断されることがあります。さらに、血液型占いのように、相手を「A型は几帳面」などと当てはめてしまうことは、ハラスメントとも捉えられかねないのだとか。
ですから、海外の人と話をする時があれば、血液型の話題は避けた方が無難かもしれませんね。