最近、スタバが紙ストローの使用を廃止するとのことで、話題になっていましたね。紙ストローは、マイクロプラスチックによる環境汚染が深刻化したことで作られるようになり、数年前から、あらゆる店で利用されてきました。しかし、紙ストローには問題もあり、最近では多くの店で使用が廃止されています。ここでは、そんなストローについてお話ししましょう。
紙ストローのメリットは、なんといってもリサイクルや焼却処分がしやすいことにあります。プラスチックでもリサイクルは可能ですが、マイクロプラスチックが問題視された以上、紙でできたストローはその問題を減らしてくれると考えられていました。
また、最近は環境問題に配慮した取り組みも多く行われており、「紙ストローを導入することでお店に対する良いイメージを促進する」ことも、狙いの1つだったのではないかと思われます。
しかし、そんなストローにも問題がありました。まず、なんといってもプラスチックストローよりもコストがかかります。実は、紙ストローはプラスチックストローよりも、3倍ほどのコストがかかっているんです。
そして、多くの人が直面している問題が、紙ストローは長時間使っているとふやけてしまうと言うことです。ふやけてしまうため、長時間使っていると紙を食べているような気分になるんですよね。
そんなこんなで、最近は紙ストローを廃止する店が増えてきました。もちろん、環境に優しい素材を使っていくことは大切ですが、同時に、せっかくの良いものを損なうことがないような対策が求められるなと思わされる出来事です。