誰かと仕事をするにあたって、相手の助けを求めることは非常に簡単です。誰だってチームワークで仕事をしていますからね、お互いに助け合って、初めて仕事は成り立つんです。しかし、助けてもらうことだけを求め、自分が相手を助けることを忘れてしまっていませんか?
誰だって、「人に何かしてもらうこと」を求めることは簡単なんです。仕事をしていれば、相手の仕事ぶりを不満に思うこともあるでしょう。しかし、不満に思う前に、自分は相手のために何ができているのか考えることも、大切なのではないかなと思うんです。
論語には、「己の欲せざるところ人に施す勿れ」という文言があります。これは、「自分がして欲しくないことを人にしてはならない」という意味ですね。これはつまり、「自分がして欲しいことを人にするべきである」という意味にも捉えられます。
一緒に仕事をする者として、相手に不満を感じるのであれば、まずは自分から相手を助けてみる、自分から相手のために行動してみる、そんなことも大切なのではないかなと思うんです。してもらうことばかり求めるのではなく、自分が行動することも忘れないようにしましょう。