誰かに何かを質問する時、助けを求める時、どういう言い方をするかはとても大切だと思っています。仕事をしていると、助けてもらうこともたくさんありますよね。例えば「相手の承認が必要」な場合など、立場上、相手にやってもらわなければならない場合もあるでしょう。そんな時、どういう言い方をしていますか?
仮に相手にやってもらわなければならないことがあったとしても、つっけんどんな言い方をすれば、相手を不快にさせてしまう可能性があります。これは、仕事をしていれば誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?「いや、確かにこれは自分の仕事だけど、言い方!」と思った経験はありませんか?お互いに人間なんですから、気持ちよく仕事をしたいですよね。
お互いに気持ちよく仕事をするために、相手の時間や労力に敬意を払った言い方はとても大切になると思うんです。そして、相手を責める言い方をしないこと。相手に仕事を頼むにあたり、自分の要望を押し付けるような言い方をすれば、良い気持ちにはなりません。また、自分の仕事の必要性ばかりを強調してしまえば、相手を責める言い方になり兼ねませんね。
それが緊急の仕事なのか、空いた時間にやってもらえれば良いのか、それを明確にすることも必要になるでしょう。また、一体自分は何をしたのか、どのような助けが必要なのか、明確にすることも大切です。どのような問題があり、今の自分はどこにいるのか、何に困っているのか、相手に何をして欲しいのか、そしてそれはどれだけの緊急性があるのか明確にすることは、スムーズなコミュニケーションを図るために不可欠です。
そして言うまでもなく、短いやり取りで済ませる努力も必要になるでしょう。誰だって忙しいんですから、相手の時間も尊重したいものです。できるだけ短い時間で用事を済ませる。これも、相手に対するマナーだと言えるのではないでしょうか。