仕事をする時には、もちろん他の人に頼らなければならない場合があります。そもそも仕事は1人ではできないですし、周りの助けが必要な時があるのは当たり前ですからね。
でも、自分の力で物事を解決する、自分自身で考える、そういう力もとても大切だと思います。困ったら周りに聞けばいい、困ったら周りにやってもらえばいい、そう思っていたら、問題解決能力が身に付きません。周りに助けられることは悪いことではありませんが、それを当たり前と思ってしまったり、本来は自分でできること、やるべきことを周りに依存してしまったりすれば、それは周りの負担になります。
仕事で助けを求めることや助けてもらうことと、周りに依存して負担を増やすことは、別問題なんです。親切にされること、支えられることと、その善意を搾取することは違うんです。
そのためにも、自分でできることは自分でする、何でもかんでも相手に投げるのではなく、自分で調べる、自分で解決する、そういう力をしっかり持ちたいと思っています。自分でできる限りのことをやった上で、わからないから人に聞く、うまくいかないから誰かに助けを求める、こういう姿勢を忘れないでいたいなと思うんです。