セ〇ンティーンアイスを食べたことがあるでしょうか。幅広い世代に愛されるこのアイスは、誰もが一度は食べたことがあるかもしれませんね。コンビニのアイスなどが広まる中でも、このセ〇ンティーンアイスは今でも多くの人に愛されています。
セ〇ンティーンアイスの「セブンティーン」は「17」という意味ですが、これは17歳という意味があるそうです。つまり、高校生や大人に喜んでもらえるように、という願いが込められているんです。決して17種類あるから、という意味ではなく、セ〇ンティーンアイスの種類は実に200種類を超えているそうですよ。
もともと販売当初、セ〇ンティーンアイスはアイスケースで売られていました。しかしそれでは他のアイスクリームと差別化できないため、自販機で売られるようになったんです。最初はボーリング場、次にレンタルビデオショップなど、大人が集まる場所に自販機が設置されていきました。スイミングスクールなど、子供が習い事で通う場所、ホームセンターやショッピングモールなどにも設置されるようになり、ホームセンターやショッピングモールでは敢えて「誰もが行く可能性のある」トイレの出入り口付近に設置されているそうです。
また、駅などに設置されている自販機ではサラリーマンなどが朝晩と自販機を目にすることを考え、飽きさせないように、自販機におけるデザインも年に一度は変化を加えているのだとか。「消費者を飽きさせない工夫」は、どんな業界でも大切ですよね。
セ〇ンティーンアイスはこのようにして他のアイスクリームと差別化を行い、今でも多くの人に愛されているんです。そのための企業努力には、頭が上がりませんね。