風俗で仕事をするなら、プライドは捨てた方が良いと思っています。この業界は学歴も職歴も不問のため、多くの人が参入を試みてきますが、実際に入店して仕事を始めても、プライドを崩せずに活躍できない状態に陥っている人は少なくありません。
そもそも、この仕事は学歴も職歴も不問です。いいですか、不問なんです。それなのになぜ、自分の学歴や職歴を表に出し、女性に対して営業しようと試みたり、上から目線でポストや写メ日記を書いたりしてしまうのでしょうか。履歴書の内容はあまり重視されずに入店できる仕事であるにも関わらず、なぜ自分でそれらを重視してしまうのでしょうか。それはプライドが表に出てしまうからですよね。
僕は、キャストにはカメレオンであって欲しいと思っています。お客様の雰囲気や考え方、好みやNGに合わせてしっかりと動ける人間であって欲しい。そこにプライドなんて必要ありません。どれだけ素晴らしい過去があったとしても、そのプライドを崩せずにお客様の要望通りに動けない、お客様を下に見たような言い方をしてしまう、そのようなことは、あってはならないんです。
この仕事をするなら、むしろプライドを捨てることにプライドを持って欲しいと思います。実際に、最近は女風の店舗数やキャストの人数が増え、様々な営業方法が存在します。しかし、最初から女性に対して自分の履歴書を見せつけるかのような営業、役職自慢と思われかねないような言動や上から目線の話し方は、女性に不快な思いをさせてしまう可能性があります。
キャストの仕事は究極の接客業です。だからこそ、まずは自分のプライドを捨てて、女性のことを第一に考えて行動できるキャストを目指して欲しいと思っています。