キャストは、性感やマッサージ、デートなどの「商品」を提供しますよね。もしかしたら、その中にも得意不得意があるかもしれません。自分が好きなこと、そうでもないこと、そのようなものもあるでしょう。しかし、それは女性には関係ないんです。
女性に自らを宣伝する際、このような言い方をするキャストが多いように思います。
・〇〇が好きです！一緒にやりませんか！？
・〇〇を食べたいです！一緒に食べに行きませんか！？
それらはあなたのリクエストであり、女性のリクエストではありませんね。女風は女性のための場所なんです。女風は、女性がキャストのやりたいことに付き合ったり、キャストの食べたいものを食べさせたりする場所ではありません。それなのに、キャストが女性に自分のやりたいことや食べたいものを提案して、どうするつもりですか？
むしろそのような提案をしてしまうことで、女性自身がやりたいこと、食べたいもの、或いはNG事項などを言いにくくしてしまうリスクもあると思います。「キャストがこれをやりたがっていたから、嫌って言えなかった」なんてことも起こり得るわけです。「キャストがこれをやりたがっているなら、お願いしないと申し訳ないかな」と思わせてしまえば、楽しんでいただけないですよね。
もちろん女性には、何も遠慮せずに自分のやりたいことややって欲しくないことなどを伝えて欲しいと思っています。そしてそのためにも、キャストには、女性がそれを言いやすい雰囲気を作って欲しいなと思うんです。キャストがやりたいことをするのではなく、お客様が何を求めているのかしっかりと把握し、必要に応じて臨機応変に提案して、女性の気持ちを理解する努力を怠らない。このようなところに、力を入れて欲しいですね。
