プッチ〇プリンをはじめとするカッププリンには、カラメルが入っていますよね。なぜカラメルが入っているのか、知っていますか?
プリンを容器に入れて作ると、「プリンが容器に張り付いてしまい、取り出しにくい」という欠点がありました。ナイフを差し込んで取り出していたこともありましたが、それでは形が崩れてしまいます。そこで考えられた方法が、「容器とプリンの間にカラメルを注ぐ」という方法でした。
こうすることにより、容器とプリンの間にカラメルの層ができあがります。プリンは加熱し、蒸して、冷やすという工程で作ります。カラメルを入れた容器にプリン液を入れるとプリン液がカラメルを溶かしてくれるため、プリンを食べる頃にはカラメルも溶けていて容器から取り出しやすく、食べやすいということですね。
これにより、容器からプリンを取り出しやすくすることに成功したんです。つまり、カッププリンにカラメルが入っている理由は「おいしいから」ではなく、本来は「容器からプリンを取り出しやすくするため」なんですよ。