自分の軸をしっかりと持つことは大切です。自分が正しいと思うなら、周りの意見に流される必要はありません。しかし仕事をする上で、「自分のためになる助言」をされた場合、それを「自分の考え方に合わないから！」と拒絶してしまうのは、また少し違った話ですよね。
Xには、他のキャストや女性のポストがたくさん流れてきます。ここ数年で女風界隈も大きく変わり、Xの在り方、ポストの書き方、人気のあるポストや写メ日記の雰囲気も、宴の前身である「さくら」を開店した2年前とか大きく変化してきました。2年前にはそれで良かったやり方を今現在貫こうとしても、それでは効果は出ないと思います。女風店もキャストの数も増え、昔のやり方では通用しませんね。
そんな中でどんな変化を付けていくか、それが大切だと思います。そしてそのヒントは、時代の流れを教えてくれる他の店舗のキャストや女性のポストにもあると思っています。もちろん、ポストに書かれたすべての情報を鵜呑みにする必要はありませんし、自分のやり方を頻繁に変える必要もない。でも、「ああ、今はこういう情報が求められているんだな」「こういうキャストを求める女性が増えているんだな」「つまり、これからはこういうアピールが必要なんだな」ということは、よくわかりますよね。
そのようなポストを見た時、当事者意識を持って自分の言動に活かせるかどうか、自分のアピールの参考にできるかどうか、ここがキャストとしての分岐点になる気もします。どれだけ有益な情報が書かれたポストを見ても、それを「自分にも活かせるもの」として捉えることができなければ、ただのポストで終わってしまいます。しかし、当事者意識を持って、それを自分の仕事にも参考にできるものとして捉えることができたら、自分の仕事にも大きな変化を加えられるのではないでしょうか。
もちろんその結果、すべてがうまくいくとは限りません。うまくいかないかもしれない。それまでのやり方に戻す必要も生じるかもしれない。しかし、それでも、変化を付けて挑戦をするからこそ、得られるものもあると思うんですよね。
