「最新作が最高のBUCK-TICKなんで」
今井さんのこの言葉、そして有言実行。僕は本当に感動しました。そして涙した。前作を遥かに超えていた。
去年の武道館で、ここでまた今井さんの言葉、「死んだことは悪いことではありません。当たり前のことです。居なくなったということよりも、号泣してもいいけど、存在していたということを大切にしてください。」この言葉にどれだけのファンが救われたことでしょう。
でもね、腹の底では〝櫻井さんが居なくなったのにどうやって…“ 僕は1年、こんな思いで過ごしていたんです。それほど櫻井さんの死は衝撃的で、僕をどん底に突き落としたんです。人生で初めて〝心にポッカリ穴が空いた〟ことを経験したんです。ファン歴30年以上、ずっとリアルタイムで追ってきた人が急に居なくなったんだから無理もありませんよね。
しかし2024年9月… なんとBUCK-TICKが新曲を出すというニュースが流れてきたんです。15秒スポットのおまけ付きで。思わずスマホ落として、その拍子に画面が割れちゃいましたよ。でもそんなことどうでも良かった。再生開始!そこには見慣れた4人の姿。でもセンターは空いている。そこに愛を感じ、泣きそうになって、おそらくサビかな?あれれ?櫻井さんの声が聞こえるぞ?(もちろん空耳)
そんな錯覚に陥るほどの衝撃的な15秒間!多分100回はリピして聴いたと思います。〝これ、ヤバいぞ!まさかの前作超え?〟そんな期待を胸に、11月20日配信開始。日付が変わると同時にApple Musicで再生開始。1回目を聴いて、これはスルメタイプの曲かな?と思いオートリピ開始。2回目、3回目、4回目と新たな発見を見つけつつ、〝ちゃんとBUCK-TICKしてる!〟しかも今井さんとヒデさんのツインボーカル!
これ、1曲で何度も美味しいやつやん!とか自分でツッコミを入れながら、今井ワールドにいつもの如くどっぷり浸かっていました。曲はというと音職人、今井さんのノイズもたっぷりふんだんに使われて、パンキッシュでカッコいいボーカル、そしてなんとヒデさんがキーボードを解禁してるじゃないか… ギターにキーボードにボーカルと大活躍なんです。しかもボーカルもめちゃくちゃカッコいいし。
惚れ直しました。そして鉄壁のリズム隊、ユータさんとアニイの火花が散りそうなリズム。 突き抜けた感バリバリの〝雷神風神レゾナンス〟。
まさか、ここまで前作を超える曲を持ってくるとは思わなかった。いつも良い意味で期待を裏切ってくれるBUCK-TICK。俺の大好きな今井さんの言葉で「BUCK-TICKにハマったら、他を聴けなくなるんじゃないかな?」俺はまさにその1人です。
本当にありがとう。BUCK-TICKが存在してるから俺も存在できる。一生ついていきます。
次はニューアルバムのスブロサ。もう待ちきれへんわ。