社会人として仕事をし、経験を積むと、人に教えるという機会ができるようになります。指導したり、アドバイスをしたり、そういう立場に立つこともあるでしょう。仰々しい肩書きがなくとも、ただ周りの人に教える必要が生じる、そんなこともあるかもしれませんね。
そんな時、自分にも問いかけてみてください。あなた自身は、周りに教えていること、指導していること、アドバイスしていることを実現できていますか?口ばかりになっていませんか?自分ができていると思って周りに指示していても、実際はできていない、そんなことはありませんか?
「教える」という立場に立つと、その人間関係には上下関係が構築されます。教える立場に立てば、どうしても上に立つことになりますよね。上に立つということは、権力を握るということにも繋がります。そうなると、人間はどうしても、謙虚さを忘れてしまうリスクがあるんです。
だからこそ、僕は「教える」「指導する」という立場に立つならば尚更、謙虚になり、自分の言動をも見直す必要があると考えています。どれだけ立派なことを言っても、自分自身の行動がそれに伴っていなければ、説得力がありません。そもそも周りにも失礼になり兼ねませんし、教えられる側の困惑してしまいますよね。
人に教えるなら、自分の行動は自分の言葉に追いついているかどうか、考えてみましょう。言動に矛盾のない人間でありたいですね。