これからの季節、「クリスマスマーケット」があちこちで開催されますよね。コロナが落ち着き、このようなイベントもあちらこちらで賑わうようになったなと感じています。このクリスマスマーケット、由来を知っていますか?
これはもともと、ドイツやオーストリアで開催されていたイベントでした。街の広場に人々が集まり、クリスマスの飾りや食べ物を販売する屋台が立ち並ぶんです。日本の夏祭りをイメージしてみるとわかりやすいかもしれませんね。ドイツでは特にクリスマスマーケットが盛んで、歴史はとても古く、1300年代には既に開催されていたと言われています。「キリストの再臨を待ち望む期間」、この11月25日頃から12月24日までをアドベントと言いますが、これがクリスマスマーケットの期間とも言われていますね。
日本のクリスマスマーケットは、ドイツのそれを再現していることが多いです。ドイツ料理として有名なソーセージやウィンナー、豚肉を煮込んだアイスバイン、キャベツを発酵させたザワークラウトなどを食べたことがある人も多いのではないでしょうか。ワインにスパイスを加えた温めたグリューワインは、寒い夜にも体を温めてくれますね。
ドイツのクリスマスマーケットでは、グリューワインにはマグカップの料金が含まれているそうです。そのマグカップは毎年変わるため、集めている人も多く、返却すればカップ代は返金されますが、持ち帰ることも可能なんです。日本だとカップを販売していることも多いため、集めてみても楽しいかもしれませんね。
もしも近くでクリスマスマーケットが開催されていたら、足を運んでみてはいかがでしょうか。