寒くなってくると、ココアなどチョコレートを口にする機会が増えると感じる人もいるのではないでしょうか。チョコレートって、食べると幸せな気持ちになりますよね。
チョコレートには、セロトニンという幸福ホルモンを分泌させる作用があります。また、幸福感を感じるために必要な神経伝達物質の放出を刺激するエンドルフィン、そして血管を拡張して血流を改善する抗酸化物質、フラボノイドを増加させる作用があるんです。だから、チョコレートを食べると気持ちが落ち着いたり、前向きになれたりするんですよ。
その一方で、ホワイトチョコレートにはカカオ固形物を含んでいないため、栄養価は普通のチョコレートよりも下がってしまうんですね。
そうそう、板チョコには小さな溝が付いていますが、これが何のためのものか知っていますか?これは製造の際に冷やしやすくするためのものだそうです。均一に冷却することにより、チョコレートの質が上がり、美味しさが維持されるんですね。また、チョコレートは冷えると収縮するため、このような溝を作ることで割れないように工夫できるそうです。つまり、「割りやすくするため」ではないんです。
細かい工夫が施され、美味しさが維持されているチョコレート。しかも幸せな気持ちにさせてくれる、ありがたい存在です。疲れた時にはチョコレートを口にし、休むことも忘れないようにしましょうね。