仕事をするにあたって、予想外の出来事が起こる、なんてことは日常茶飯事ですよね。思ってもみなかった事態に見舞われた、或いは思ったようにはうまくいかない、そんなことは常にあり得る話です。そして、そういう時にどう行動するかにより、その人の人となりがわかる場合もありますよね。
いざという時に対応できる力を身に付けるためには、やはり普段からの経験が重要になりますよね。普段から、自分で考える、頼りになる人の力を借りる、その人のやり方から学ぶ、そういう姿勢を身に付けておけば、即対応する力が身に付くんです。でも、何かあった時に自分で考えず、すぐに人に頼ってしまう、周りから学ぼうとしない、そういう状態では、問題解決能力は身に付きません。
そしてもう1つ、一緒に働ける仲間の存在はとても大切だなと思っています。いろいろな仕事をしてきて思うことですが、人間は、孤軍奮闘では何もできません。人間にはそれぞれ、得意不得意があります。もしかしたら、そこからマウントを取ろうとする人もいるでしょう。しかし、完璧な人など一人もいませんし、それはお互いに同じです。でも、一緒に仕事をする上で、お互いの得意分野を生かし、チームとして仕事ができる仲間と出会えた時、より良い仕事ができるのではないでしょうか。
宴では、「チームとして仕事をする」ことを大切にしています。誰か1人を目立たせるのではなく、それぞれが自分の力を活かし、お互いのために動く。私利私欲のために人を動いてもらうのではなく、相手のためにも行動する。そういう姿勢を通じ、「チームとして仕事をする」ことで、何かトラブルが起こった時には必要に応じて話し合い、より良い解決策を導き出すことができているのではないかと思っています。