仕事をする上で僕が重視していることの1つは、ペースを維持するということです。仕事をする上で、確かにスピードは重要だと思います。でも、早ければ良いというわけではありません。むしろ早すぎて見落としが生じてしまったり、ミスをしてしまったりすれば、逆に仕事が増えますよね。それはあまりにももったいない。また、仕事が溜まってしまったりミスをしてしまったりしても、焦ったらだめ。焦った結果、失敗してしまうリスクもあるんです。
ペースを維持するということは、冷静さを保つとも言えるでしょう。誰であっても、仕事をしていればヒヤッとする瞬間があります。「もしかしたらミスをしたかもしれない」「今はこういうものが流行っていて、自分たちは付いていけていないかもしれない」などと不安に思うこともあるでしょう。しかし、そんな時こそ落ち着いて、冷静に対処することが大事かなと。感情的になってしまうと、決して良い判断ができないんです。
仕事をするためには、ブレないことが大切だと思っています。しかし、感情的になってしまったら、見事にブレてしまう可能性も考えられるわけです。目的を見失ってしまったり、自分たちの無力さを思い知らされて落ち込んでしまったりすれば、もったいないですよ。今できることにしっかり集注するためにも、冷静さ、客観的にものを見る目線はとても大切。そのためにも、仕事のペースを維持することが大事なんです。
そして、ペースを守るために大事な存在が仲間かなと思っています。仕事は1人ではできませんし、孤軍奮闘になってしまったら、ペースが変わってしまいます。音楽を演奏する際にメトロノームを使うように、自分のペースを守ってくれる存在、お互いに切磋琢磨できる存在。そんな存在も、ペースを維持してより良い仕事をするためには、不可欠だと思いますね。