自分の業績、つまりは過去の栄光ですよね、それをわざわざ人に話す理由とは、いったい何なんでしょうか?褒めて欲しいから?認めて欲しいから?今の自分では認めてもらえないから、だからわざわざ過去を掘り起こして、自分の過去の栄光に浸ろうとしているのでしょうか?僕は、過去の栄光を語る人には関心がありません。
そもそも力のある人の周りには、自然と人が集まります。たとえその人が過去について語らなかったとしても、その人がどんな人なのか知らなかったとしても、力のある人にはそれなりの貫禄があり、例えば「この人、頭いいんだろうな」「この人、仕事できるんだろうな」などとわかるものです。だからこそ、そういう人は何も言わなかったとしても、周りに人が集まるんですよ。
実際に過去について語るなら、失敗も含めておもしろく語れる人が魅力的だなと思っています。失敗を笑い話にでき、決して鼻にかけない人。自分を称えることなく、むしろ人を元気づけ、笑わせられる人ですね。そういう人こそ強いんじゃないかな。だってそもそも、自分の話しかしない、明らかに「えーすごーい」という言葉を期待している、人の話を聞かずに文句ばかり言う、そんな人の話を聞きたいと思いますか?僕なら思わない。逆にそんな人とは距離を置きたいなとさえ思います。
本当にデキる人は、オーラが満ち溢れているのかもしれません。僕はそういう人から、良い影響を受けたいと思っています。付き合う人は、しっかり選びたいですよね。