リバプールの大学院に、ビートルズ研究科(修士課程)というものがあるそうです。ビートルズが大好きな僕にとっては、とにかく興味深い話。でも実際、それがどうやって「勉強」になるのか、そういう意味での関心もあります。
実際にこの大学院を訪れた学生たちは、オノ・ヨーコのTシャツを着ていたり、ビートルズ関連のタトゥーを入れていたりと、ビートルズの大ファンだったのだとか。しかし、例えばビートルズの歌詞について議論を重ね、それで学位を取得するのかと言えば、そんなことはないですよね。実際に、この研究科ではどのような学術的な価値が期待できるのか、という議論も白熱しているらしいです。
ビートルズには、常に社会的、経済的な影響がありました。例えば2013年、アメリカではブラック・ライブズ・マターという黒人差別撤廃の運動がおこります。そしてこの動きがイギリスで加速した時には、リバプールにあるビートルズゆかりの土地、ペニー・レイン沿いの道路標識が汚される、という出来事があったそうです。これは、リバプールでは奴隷商人ジェームズ・ペニーの名前がペニー・レインの名前の由来になったと信じられていたからなのだとか。
それなら、通りの名前を変えたらどうなるのか。そうなれば観光の名目を奪うことになりかねず、ここからもいかにビートルズが社会に影響を与えているかがわかる、という議論が行われたそうです。
僕にもちょっとわからないことが多いですが、このような学問を履修できるビートルズ研究科。ビートルズファンとしては、ぜひ成功して欲しいなと願っています。