綺麗な言葉を使いたいと思いませんか?例えばXのタイムラインを見ていても、面白い言葉の使い方をする人がいるでしょう。まるで状況が思い浮かぶような豊かな表現ができる人、思わずクスッと笑えるような言い回しをする人、ユーモアのセンスがあり、話したら面白いだろうなぁと思ってしまうような人、そんな逸材も、Xにはたくさんいるわけです。
丁寧語、尊敬語、謙譲語、それらをすべて間違いなく使える人は、滅多にいないと思います。しかし社会人として仕事をするためには、ある程度の敬語の知識は必要。そして同時に、僕は、雑な言葉で人を魅了するためには、丁寧な言葉を知る必要があると思っています。僕たちが日常的に使う言葉は、すべてが丁寧な言葉ではありません。しかし、そんな雑な言葉の中にも品が姿を見せている、そんな言葉を使いたいじゃないですか。
そのためには、丁寧な言葉を知る必要があります。今は亡き志村けんさんは、「非常識なことをして人を笑わらせるためには、常識を知らなければならない」と仰っていました。それと同じなんです。そもそも非常識な言葉を使って人を笑顔にするためには、常識的な言葉を知らなければならない。風俗では言葉攻めというものがありますが、これも同じ。常識的な言葉、丁寧な言葉、品のある言葉、それらを知っているからこそ、言葉攻めが成り立つんです。
大人になると、新しいことを学ぶ機会は一気に減りますね。言葉に関しても、積極的に吸収していかなければ、それ以上前進できないのが大人のデメリットです。だからこそ、切磋琢磨できる仲間や刺激を与えてくれる人たちの存在は本当にありがたい。僕はこれからも、言葉の可能性を追求していきたいと思っています。