キャストとして仕事をする際に、まずは講習を受けてもらいます。しかし、講習を受ければそれで良い、というわけではありませんよね。僕は、キャストには「売れるキャスト」を目指して欲しいと思っているんです。だから、実際に売れるための努力をして欲しいんです。
そんな中で、周りからあーだのこーだの言われなければ動けないキャストは、伸びないだろうなと思っています。そもそも、ランカーやトップセラピストという存在は(もちろんランキングに価値があるとは思っていませんが)、育てるものではありません。それは自らが「なりたい」と思い、努力した結果なのではないでしょうか。
この業界には、「簡単に稼げる」「お金をもらって女性とイチャイチャできる」などと考えて参入してくる男が非常に多いです。宴にも多くの応募者がおり、それ自体はありがたいなと思っていますが、それでもこのような考え方の男を採用することはありません。そもそも、このような男を採用したところで努力するとは思えないですし、自分から質問して試行錯誤をするとも思えません。
でも、伸びるキャストは自分から質問をします。余計なプライドが邪魔をするなどということはなく、質問して解決し、自分なりに工夫して結果を出すことができるんです。このような素質のあるキャストは、必ず伸びると思っています。
伸びるキャストは育てるものではありません。伸びるキャストは、もともとそのような素質を持ち合わせているんですよ。