BUCK-TICKというバンドの今井寿さん。一言で表すと鬼才、BUCK-TICKの脳。アルバム毎に変わるその音楽性は、今井さんと星野さんの無限の引き出しによるものだと思っています。
そして何より〝BUCK-TICK〟という音楽ジャンルを作り上げてしまった。こう思っているファンはきっと多いはず。 昨年、ボーカルの櫻井さんが亡くなり、僕を含め世界中のファンがこの上ない悲しみに暮れたと思うんです。そこで発表された、年末恒例の武道館開催の告知。正直驚きを隠せませんでした。櫻井さん抜きのライブなんて考えられなかった。
でもいざ始まってみると、櫻井さんがそこにいるような錯覚に陥ってしまうほどの強烈なパフォーマンス。正直震えましたよね… ライブで今井さんが言った言葉。 「あっちゃんは死んだけど、それは悪いことではありません。当たり前のことです。悲しいけど、号泣しても良いけど、苦しまないでください。死んだということよりも、彼が存在していたことを大事にしてください…」
この言葉にどれだけ救われたことか。思ったんです、人を元気にしてくれる人って偉大だなって。BUCK-TICKが好きで本当に良かったなって。
そして今井さんからの「来年アルバムを作ります。最新が最高のBUCK-TICKなんで」 この状況の中、こんなことを言えてしまう今井さんにさらに惚れた… 今井寿、カッコ良すぎる…
で、予告通りの2024年11月に新曲シングル、12月にアルバムが出る！どんな状況をも乗り越えて突き進むBUCK-TICKに更に惚れないわけないでしょ。人って温かい、優しい、カッコいい、こんなことをも教えてくれるのが、僕にとってのBUCK-TICKなんです。
