おはようございます。二胡です。
昨日は、雨降りのなかを少しだけ歩きました。
それほど激しく降っておらず、
風が吹きつけるでもなく、
少し雨量が多いなぁと感じながら歩みを進めました。
風情を感じる、しとしとと降る雨ではありませんでしたが、
何か昔を感じながら歩いたのを覚えています。
ぱたぱたと傘を叩き続ける雨は、
傘のカーブに沿って流れ落ち、
自分だけの空間を作ってくれました。
雨が降るといつもより気持ちが先走り、
ついつい早く歩きがちですが、
今日はいつもより歩幅を狭くし、
雨粒に当たってはいけないゲームを楽しみました。
昔、警報が出るぐらいの大雨のときは、
不安に駆られながらも、
大きな家に守られてる感覚がとても好きでした。
恐ろしいほどにどしゃどしゃ降る雨の中なのに、
居間でゴロゴロ出来るという安心感。
子供ながら、背筋に快感を覚えました。
そんな守られて感にはほど遠いですが、
傘のドームは、そんな昔も思い出させました。
何でもないゲームは目的地までの時間潰しにはもってこいでしたが、
次第に靴先、裾、背中と濡れはじめました。
濡れはじめた途端、
同じように気持ちもじめじめしてきました。
「やだなぁ。」
傘の柄をくるくるまわしてドームを大きくし、
出来るだけ雨粒にやられないようにしました。
同じタイミングで、子供たちのわいわいとした声と明るい笑顔に気づきました。
子供たちはこちらに気づくと、
「おはようございますっ!」と挨拶してくれました。
あまり違和感のないようにいつもより強くはっきりと
「おはよ〜!」と返しました。
ありがとうと思いながら。
いつからでしょうね。
雨に濡れることが不快になったのは。
雨でも楽しかった登下校の記憶が無くなったのは。
こんなに擦れてしまったのは。
大人になるにつれて知識、教養、マナーなど、
経験して自分を形成していきましたが、
それと反比例し、
だんだんと無邪気さ、純粋さ、楽しさが無くなってしまいましたね。
いや記憶は蘇るので、抑え込まれている?
立場や体裁のせい?
そんなこと感じながら目的地が見えました。
すぐそこでしたが、
ちょっとゲームをやり直してみました。
とりあえず濡れた足元は気にせず。
最初とは違うウキウキ感が。
なんかいいなぁと背筋がゾワッとしました。
まだまだ雨はやみそうになかったです。
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SUNRISE名古屋 二胡
二胡(にこ)の写メ日記
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雨の日に思う二胡(にこ)