二人はスクランブル交差点を渡り、道玄坂へと向かった
『英子さん、ネイル綺麗ですね、季節感でてる!』
【春っぽくしたくて、淡いピンクに。でも仕事柄チャームとかは難しくて】
『もうちょっとちゃんと見ていい?』
季節は春で、心地よい風が坂の上から吹いてきていたけど
触った手は冷たく、ちょっと戸惑いも感じられた
『英子さんの手気持ちいいー、僕の手 年中暑くてさ・・
ネイルもよくみたらグラデーションでホントに桜みたいだね』
【手先まで温かいの羨ましい。私 末端冷え性だから春はまだましだけど冬なんて・・
というかいつの間にか手をつながれてる】
『さぁー!いきましょー!』
手つなぎクリア! 次はホテル選びだけれど…
※この話はがっつりフィクションです。