女性の笑顔が自分に向けられるときに感じるあの幸せな時間を感じられる仕事があるという
”女性用風俗”のセラピスト
瑛士は女性経験はそんなにないどこにでもいそうないたって普通
『今日は新規のお客様か… 待ち合わせはハチ公付近 白のパンツにグレーのニット、黒の大き目のバッグか』
初めましては、いつも緊張する
見つけられるかな、見つけてもらえるかな
『僕は、グレーのセットアップに白のインナーです…っと。黒のリュックを背負ってます』
似たような服の色…リンクコーデかよっっ
12分前 あまりきょろきょろするのも変だけど、見つけられる前に見つけたい~~
【瑛士さんです…か‥?】
『…っ! 英子さんですか…?』
【はぃ…】
『うわぁーー、先に見つけたかったぁ、、悔しぃー! よく分かりましたね笑』
【瑛士さんの顔はいつもポストで見てたのですぐ分かりました!】
『フォロワーさんだったの!? DMくれればよかったのに』
【瑛士さん兼業だし、DMは負担になると思って…】
『そっかーお気遣いありがとね。 今日はいっぱい楽しもうね』
二人はスクランブル交差点を渡り、道玄坂へと向かった
※この話はがっつりフィクションです。