「まだだよ」
そう囁いて、そっと手を止めるたびに
君の呼吸が震えていった
腰を揺らしても、脚を閉じても
どうしても逃げられない場所に
快感だけが残って、溢れて
何度も、何度も
「イキそう」な瞬間を引き上げては
慈露はその手をゆっくりと離していく
そのたびに君の奥がぎゅっと震え
小さく甘い声がもれる
限界はとっくに越えていたよね
でも不思議と泣きそうなその顔は
どこか誇らしげで綺麗だった
快楽ってこんなに長く
身体の奥に「溜まる」ものなんだって
君の全身が教えてくれた
最後の「許し」を与えたとき
君の声は、潤んで震えていたけど
その快感の深さは、きっと…
もう、数えられないほどだった
慈露の写メ日記
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◆Day32-4◆何回イキそうになったかわかる?慈露