慈露の写メ日記

街で、ふと子どもの笑い声を聞いたり

誰かの投稿に

家族の写真が流れてきたりすると

胸の奥がきゅっとすることがあります



離れて暮らす子どもたちのことを

今でも、たまに思い出すんです



時々、子供たちが夢に出てきて

泣きながら目を覚ますこともあります



当時、寝顔を見ながら

「この子たちを守るために」

と思っていたあの頃



忙しくてイライラして

子供たちに当たってしまったり

ちゃんと目を見て

話せなかった日もあったり

妻との会話を

子供を通してしかできなかったなって



後悔は数えればキリがないけれど

それでも…あの時間があったから

今の自分がここにいるんだと思えます



今の僕は、誰かの「今」を

支える仕事をしてるけど

それはきっと…

家族とうまくいかなかった時間を

どこかで取り戻したいからなのかもしれません



たまに思い出すだけでも

ちゃんと「愛してた」って

確認できる気がします



そして、これから出会う誰かにも

そんなふうに心から

向き合えたらって願っています