おはようございます☀︎
まだ陽ざしも遠慮がちに
差し込むこの時間
窓をそっと開けた空気の中に
昨夜の記憶がふと重なります
あなたの吐息が
耳の奥に残っていました
熱を帯びて、かすれて…
でもどこか我慢しているような音
声にはならなかったけれど
そのひとつひとつが
"慈露"にはちゃんと届いていました
あの瞬間、あなたの奥に流れたものは
快感だけじゃなかったはず
安心とか、決意とか、少しの恥じらいとか…
いくつもの感情が
濡れた吐息に溶けていた気がします
朝露が草を濡らす前に
あなたの呼吸が
心のどこかを潤してくれていた
そんな朝の始まりは
ちょっとだけ期待してしまうんです
今日、またあなたと出会えたなら…
どんな声が聞けるだろう
どんな触れ方ができるだろう
って
静かな興奮をそっとまといながら
あなたの一日が
あたたかく始まりますように
慈露の写メ日記
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◆Day31-1◆朝露に触れる前、吐息が濡れていた慈露