あなたと過ごしたあの時間は
もう過ぎ去ってしまったのかもしれません
でも"慈露"のなかでは
いまも静かに息づいています
施術のあと、見送った玄関のドア
ふとした瞬間に浮かぶ、あのときの笑顔
何気ない会話や、ふと触れた手の温度
それらはすべて
"慈露"の中にちゃんと残っています
「また会いたい」
と願う気持ちは
声に出さなくても、身体が覚えている
それはきっと「触れたから」じゃなくて
「通じ合おうとした」から
指先よりも、言葉よりも
心で確かめた時間があったからこそ
ありがとう
あなたがそのひとときを
慈しんでくれたから
"慈露"は今もここにいられます
また会えたときには
少しだけ成長した自分で
あなたを迎えられますように
慈露の写メ日記
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◆Day29-5◆見えないけれど、確かに残るもの慈露