ちょっと照れたような顔で
「…このままでも、いい?」
って、あなたがおでこを寄せてきたとき
慈露は一瞬、時間が止まった気がしました
どこか遠くから生活音は聴こえてくるのに
ふたりの間には、まるで深海みたいな静けさ
おでことおでこが触れてるだけなのに
体温がにじんで瞼の裏が熱くなる
目を閉じるたび、息づかいが重なって
まるでキスよりも深い感情の交換
ねぇ、こんなにも優しくなれるのって
きっと、あなたがいたから
ふだん強がってる分
午後のこんな静かな時間に
急にスイッチが入ってしまう
抱きしめたい
このまま時間ごと、抱きしめてしまいたい
"慈露"はね
ふれ合うって、こういうことだと思ってる
エロさも、あたたかさも、全部まとめて
包み込みます!
露花の"慈露"より
慈露の写メ日記
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◆Day25-2◆おでこをくっつけたままの午後慈露