露花

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慈露の写メ日記

  • 性癖迷子③性癖をパートナーと一緒に育てる
    慈露
    性癖迷子③性癖をパートナーと一緒に育てる

    ふたりだけの性癖を育てよう

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    性癖に迷ったとき、
    「本当の自分はどっちなんだろう?」
    って、ひとつの正解を探そうとする人は多いです。

    でも、慈露は思うんです。
    性癖は「選ぶもの」というより、「育てていくもの」なんじゃないかって。

    たとえば…
    サブっぽいのに命令されると冷める。
    Mだと言われるけど、痛みは苦手。
    でも…優しい声で誘導されたり、空気を預けられると、なぜかゾクッとする瞬間がある。

    そんなふうに、
    「快感って、単純じゃないんだな」
    って気づいたときから、「自分の性癖」は少しずつ輪郭を持ちはじめるんだと思います。

    しかもそれは、ひとりで育てるだけじゃなく、誰かとの関係性の中でも育てられるものでもある。

    パートナーがいるなら、性癖が違っても構わない。
    どちらかが合わせる必要なんてない。
    たとえば今日はあなたに合わせてみる、次は私に付き合ってもらう。
    そんなふうに、交互に満たし合っていく関係もあっていい。

    大事なのは、
    「こうじゃなきゃ」
    じゃなく、
    「ふたりにとって心地いいかどうか」

    感じて、話して、確かめ合って、その先にしか生まれない
    「ふたりだけの快感の地図」
    がきっとある。

    性癖に名前がつかなくてもいい。
    他人と違っても、毎回ちょっとずつ揺れてもいい。
    その全部が、「あなただけの性」を育てている証なんです。

    慈露は、その地図作りに、そっと寄り添える存在でありたいと思っています。