最初のキスのあと
ずっと責められると思ったのに…
慈露の手はなかなか
"そこ"にたどり着かない
唇が首筋に触れて
少しだけ吸われたあとも
太ももをなぞる指先がほんの一瞬…
期待に触れたようで
すぐに離れていくたびに
身体が勝手に疼いてしまう
「ねぇ、もう…意地悪しないで…」
そんなふうに声を漏らしそうになるけれど
その寸前で止められるたびに
快感の質が変わっていく
"我慢させられる悦び"と
"許される予感"が混ざり合って
気がつけば
自分でも知らないほど
奥の感覚が目覚めるはずです
焦らされることの快楽!
それを知ってしまったら
もう戻れないのかもしれませんねw
露花の"慈露"より