午後の静けさの中
テレビの音が流れていても
ふとした瞬間
あの夜のあなたの淫靡な声が甦る
名前を呼ぶときのトーン…
吐息まじりのかすれた声…
快感と戸惑いが入り混じったあの響き…
指先の感触よりも
肌の温度よりも
耳に残る声って
こんなにも鮮明なんです
昼間の何気ない時間に
急に身体が疼き出すのは
記憶じゃなく
"余韻"が生きてる証拠
なのかもしれないですね
あのとき
あなたが少し声を我慢しながらも
内腿の辺りから漏れ出た一音が
"慈露"には最も色っぽかったです
何度でも、思い出してしまいます!
露花の"慈露"より