雨上がりの朝は
なんだか空気がやわらかい
湿った風が肌にまとわりつくようで
ふとした瞬間に心までほどけていく
慈露はこんな朝が好きです
どこか切なさを孕んだ静かな湿度
そのぬくもりが人の心を
少しだけ無防備にさせる気がするから
乾いた日々では
うまく言葉にできなかった感情が
このウェットな空気のなかでは
少しだけ素直になれるかもしれない
会いたい人の顔を思い出すのも
自分の中に眠っていた
願いを見つけるのも
こういう「湿った朝」が
きっかけになることってあるんです
だから今朝は深呼吸をひとつ
心にふれてくる空気を
ゆっくり受け取ってみてください
あなたの"感じる力"が
少しずつ戻ってくる朝になりますように
お仕事いってらっしゃい!!
露花の"慈露"より