目隠しをされたとき…
あなたの中の"見えない部分"が
少しずつ目を覚ましはじめる。
どこに触れられるのか。
いつ始まるのか。
まったくわからないはずなのに…
なぜか身体の奥の方が
先に疼いてくるんです。
慈露はそこに気配だけを落とします。
手は触れない。
でも吐息はすぐそばにある。
空気の動き、衣擦れの音。
それだけで身体は反応しはじめる。
「まだ何もされてないのに…」
そう呟いたあなたの声が、少し震えていた。
目隠しって
ただ視覚情報を奪うことじゃない。
自分の"欲"や"反応"が浮き彫りになる
とても"正直な導線"なんです。
そろそろ本当に
慈露が"ふれて"もいいですか?
露花の“慈露”より