ある日、YouTubeで
元K-1の魔裟斗さんと、現役キック
ボクサーのぱんちゃん璃奈さんが
マス・スパーリング
(本気では殴らない練習)
してる動画を何気無しに見てたんです。
マスとは言え...
元K-1王者と、
現役トップの女性キックボクサー。
キレ、スピード、パワー、
フットワークの鋭さ——
素人同然の僕が見るには、もう
充分すぎるインパクトがあって。
知らん間に、こっちも
“熱っぽく”なって観てました。
ほんでそのあと、ぱんちゃん選手
が魔裟斗さんに、こんな質問をして
たんです。
『試合中って、感情的になったりし
ませんか?パンチもらって、カーッて
なったり…。そういう時ってどうして
るんですか?』
すると、魔裟斗さんはこう言ったんです。
『カーッてならないし、当てられたら
あぁ...当てられた俺の技術不足だなっ
て、思うだけ。感情は100%出さない
って言い切れるよ。当てるか、よける
かの“ゲーム”だから。それに集中し
なきゃ。』
それを聞いて、
なんかスッと心に入ってきたんです。
『そうや...ホンマにそう...
そのとおりやあぁ...』
でも同時に、こうも思いました。
『いや、そう言っても感情って反応
しちゃうよなあ…』って。
たとえば、誰かに嫌なことを
された瞬間とか。予定がうまくいかず
に焦ったときとか。
頭では『落ち着け』ってわかってるの
に、心がザワザワしたり、イラッとし
たり。そうなるのって、人として自然
なことやと思うんです。
でも——
もしその瞬間に、
あら?
『いま怒ってるやん』『焦ってるな』
って、ちょっと感情を他人事みたいに
気づけたら?
たとえば、深呼吸しながらとか。
あくびしながらでもいい。
“ツッコミ気味”に、自分に聞いてみる。
『どしたん?なんか不快やで?
自分どんな気持ちや?なんでこんなに
イラッとしてんねやろ?』
そんなふうに“ノリ・ツッコミ”が
できたら、その時によってスピードは
違えど、ふと気づける瞬間がくるんです。
『アイツが〇〇したから…って思って
たけど、それってほんまに“わざと”
なん?ただ急いでただけちゃうん?』
って、相手の目線に立てた瞬間。
さっきまで反応してた自分が、ちょっと
可愛く思えたりして(笑)
『なんや、アホらし。こんなことで
心乱されて、もったいなかったなぁ。』
って思えたら、それってもう、
すごく“賢い選択”やと思うんです。
だって、心の余白って、誰かのため
じゃなくて“自分のため”のものやから。
そして、そんなふうに受け止めて
あげられた“自分”を、めっちゃ褒めて
あげてほしいです!
……てか、
僕が全力で褒めまくります!!笑
なんて、ね。(照)
今日もご自身ファーストで!!
露花♪仁(じん)
仁の写メ日記
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あっ、そうや...!って思えた話。仁