仁の写メ日記

『少し間が空いてしまいましたが…』

前回の『楽観編』から、
少し時間が空いてしまいましたが、
読んでくださっているあなたの心に、

少しでも何かが響いていたなら――
とても嬉しく思います。


感情のバロメーターを通じて、
自分の“今の立ち位置”をそっと
確認してもらえたら。

それだけで、きっと意味が
あると信じています。


今回は、
6『欲求』と 7『満足』を、ひとつの
流れとしてお届けします。


もっと愛されたい。
もっと認められたい。

そんなふうに思ったこと、
ありませんか？

『欲求』って、とても人間らしい
感情です。愛されたい、満たされたい、
誰かの“特別”になりたい——



でもこの感情を、誰かに伝えるのが
少し怖くなるときもある。

『重いと思われるかも』
『ワガママって言われたらどうしよう』

そんなふうに、自分で自分の欲求に
そっとフタをしてしまうことも、ある
かもしれません。



だけど、本当は——
『満足』って、“欲しがらなかった人”に
だけ訪れるものではないと思うんです。

自分の心に正直になって、
丁寧に欲求と向き合ったその先に、
“ちゃんと満たされる感覚”がある。

それは、誰かが与えてくれるものかも
しれないし、自分の内側からふっと湧き
上がる実感かもしれない。

だから――欲求を持つことを、
恥ずかしがらなくていい。その奥にこそ、
『本当の満足』が待っているから。



でも、


もし、...

　

欲求と満足とのあいだに、“重たく
感じるざわつき”のようなものがあった
なら、それもOK。
　
それはつまり、“自分の正直な気持
ちか少しズレている”というサイン。


カメラのピントを合わせるように、
そっと戻せばいいんです。

普段スマホで写真を撮るとき、
ピントが合わなかったら、自然と“合うまで”
合わせませんか？

『ピントが合わなくて、悩んでるんです…』

…いやいや、悩んでないでピント
合わせなよ！って、ツッコミたく
なりません？笑


それと同じように。
感情も“ピント合わせ”のようなもの。

無理に合わせる必要なんて、ないんです。
ただ、“心地よく感じられること”に意識
を向けてあげれば、それで十分。


感情は、あなた自身の“センサー”。
そして、感情バロメーターなんです。


だから今日も、ほんの少しだけ――
自分の心の声に、耳を澄ませてみて
くださいね。




露花 仁（じん）