露花

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仁の写メ日記

  • それでも、誠実でありたい。
    それでも、誠実でありたい。

    誰かを大切に思うということと、
    自分を犠牲にするということは、
    似ているようで、まったく違います。


    相手の感情に共鳴し、
    そっと寄り添いたいと思う。
    僕は、丁寧に言葉を選び、


    伝えたあとの心の動きまで
    想像し、ときに余白を残して――


    受け取る側が、ゆっくり落ち着いて
    考えられるように配慮します。


    誤解があれば、ゆっくりと向き合って
    話し合えばいいと思っています。


    でもたとえば、
    その気持ちに対して

    『大丈夫だよ』と言葉ではっきり
    伝えても、『ダメだよ』と反対の意味
    に受け取られてしまう――


    それが1度や2度ではなく、何度も
    続くようであれば、正直こちらとして
    はもう施しようがありませんよね(笑)


    それでも、信じて向き合おうとする。
    けれどもし、返ってくるのが


    “無自覚に人を傷つけるような反応”や
    “心を試すような態度”ばかりなら――


    距離を置くことも、一つの選択肢
    なのだと思います。


     
    ただ――

    もしも。

    万が一。

    その裏側に、過去の出来事が今も
    心に影を落としていて、忘れたくて
    も忘れられず、自信を失い、

    人間関係に不安を抱いている
    のだとしたら?

    かつて人から深く傷つけられた経
    験があって、似たような言葉、似た 
    ような空気感に触れただけで

    心がざわついてしまうような、
    そんな感覚を抱えているのだ 
    としたら?

    人と関わるのが怖くて、その
    怖さの正体を言葉にできないまま、
    誰にも頼れず、

    ただ“我慢すること”だけを覚え 
    てしまったのだとしたら?


    そのとき、"自分の気持ちを
    優先するのは大切。”でも、だから
    といって、

    "寄り添ってくれる誰かの気持ち
    を踏みにじっていいわけじゃない”


    ――そう易々と、言葉にしてはいけ
    ないのかもしれません。


    多くの人が、何らかの“忘れ
    られない過去”を抱えています。


    それが“良い思い出”で
    あれば、どうかずっと胸の内
    に温めていてほしい。


    でももし、思い出すたびに胸が
    痛くなるような経験だとしたら――


    その過去に、ただ縛られ続けるの
    ではなく――


    少しずつでも『捉え方』を
    変えていくことは、きっと誰に
    でもできるはずです。

     
    たとえば、
    ・自信が持てない
    ・自分を責めてしまう
    ・『自分なんか…』『でも』『だって』
    『どうせ』が口癖
    ・周りの人が羨ましくて仕方ない
    ・積極的に動けない自分がもどかしい
    ・人間関係がうまくいかない
    ・自分には何もないような気がして
     しまう


    ――そんなふうに、僕も思って
    いた時期がありました。


    でも、時間をかけて少しずつ
    向き合いながら、僕はようやく、
    “過去にとらわれない生き方”や、

    “今を大切にする感覚”というもの
    を取り戻してこれたように思います。


    それが、どれほど心を自由
    にしてくれるか――

    今は、少しだけなら語れる
    ようになりました。

     
    もしこの文章が、誰かの『もう
    一歩、前に進みたい』という気持ち
    にそっと寄り添えたなら

    それだけで、僕にとっては十分です。

    あなたの大切な誰かにも、
    どうか、その優しさが届き
    ますように。

     



    露花 仁(じん)