仁の写メ日記

『私なんかが、行ってもいいのかな…』
そんなふうに、どこか遠慮がちに言葉を
こぼされる方が、いらっしゃいます。


頻繁に通っているわけでもないし、
金額だってたくさん使っているわけ
じゃないから…と、まるで『申し訳なさ』
のような気持ちをにじませながら。


それって、どこか“悪いこと”のように
感じてしまう瞬間かもしれません。




でも、本当にそうでしょうか？




たとえば、
軽やかな関係って、本当に悪い
ことでしょうか？


会うときは思い切り楽しんで、
会わない日はお互い淡々と日常を
生きている。


深く踏み込まないからこそ、
＂いまここにある時間”が
ぎゅっと濃くなる。


むしろ、それってとても大人で、
美しい関係だと思いませんか？


深いつながりには、たしかに安心感
もあるけれど、そのぶん、しがらみや
ストレスを抱えることもあるものです。


だからこそ、“表面的なつながり”
の中にこそ、他では得られない“解放”
があるのかもしれません。




そして、お金の多寡や利用の頻度
だって、それぞれのペースでいい
はずです。


満たされる感覚は、人それぞれ。


金額や回数よりも、“その時間が
心地よかったかどうか”こそが、
大切な指標じゃないでしょうか。


あなたが無理せず、自然体で、
それでもちゃんと笑顔で過ごせる
時間を選んでいるなら――


それはもう立派な、あなたらしい
楽しみ方だと思います。


そして、もしあなたが、ご自身を
少し引いた位置から見つめてしまう
ような場面があったとしても…


僕は、どんな方にも誠実に向き合い
たいと思っています。


とりわけ、
お相手を思いやるがゆえに、自分を
卑下してしまうような方の気持ちは、
その優しさごと、最大限に汲み取り
たいと願っています。


他人がどう思おうと、
それは、あなた自身の心にまで
影響させる必要はありません。


誰かの基準ではなく、あなたが心地よい
と思える距離感で、あなたらしく、
この世界を楽しんでほしい。



心から満たされる時間に、
なりますように。
心許せる方と、
そっと寄り添えますように。




胸の中で、そっと応援しています。



露花 仁（じん）