露花

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仁の写メ日記

  • 些細なことに、心が潤う日
    些細なことに、心が潤う日

    生きていると、ときに――
    心がぐらりと揺らぎそうになる出来事に、
    出くわすことがありますよね。


    僕も、まだまだ未熟な人間ですから、
    正義を通すのをグッと堪えて、内側で
    悔しさを噛みしめることが多々あります。


    そんなとき、昔の僕は

    『こんなことで腹を立ててる俺って、
     器が小さいのかも…』って、

    逆に自分を責めてしまっていました。


    でも今は、こう思います。


    真っ当に生きていて、
    火の粉をかけられた側が――
    『かけられる自分が悪い』と思い込むの
    って、どこかおかしいよね、と。


    この“呪縛”から解かれるまで、
    僕も結構な時間がかかりました(苦笑)


    理不尽って、いつも突然やってきます。


    生きるのに必死で余裕がない人かも
    しれないし、年齢だけ重ねて、愛情を
    知らずにきた人かもしれない。

    周囲を見下すことが“強さ”だと勘違いし
    ている人かもしれないし、自分の正義を
    振りかざして他人を傷つけてしまう人か
    もしれない。


    ……総じて、どこか“可哀想な人”たち。



    でも、
    そう頭では分かっていても、


    疲れていたり、ストレスが溜まっていたり
    すると、割り切れないときもありますよね(笑)


    あの、じわじわと尾を引く
    ような嫌な気分...


    それでも僕たちは、忘れる生き物。
    ストレスから自分を守るために、どうでも
    いいことは“上手く忘れるように”できてい
    るそうです。


    人間の脳って、やっぱりすごい。



    そんな中、先日――


    僕がふっと、心が潤った瞬間
    の話を少しだけ。


    運転中、左折しようとしたときのこと。
    歩行者の確認でミラー越しに見えたのは、
    小学校低学年くらいの女の子。


    目が合った瞬間、
    『気をつけて渡るんだよ』
    と、心の中で声をかける。


    すると彼女は、コチラをしっかり見て、
    小さな手を真っすぐ上げながら、
    丁寧に横断歩道を渡っていきました。


    ……その瞬間、
    胸の奥に、スーッと優しいものが
    流れ込んできたんです。


    なんとも言えない、ホッとするような、
    潤いに似た気持ち。
     

    『え、そんなことで?』って
    笑われるかもしれません。


    でも――
    誰かのちょっとした優しさが、
    心を癒してくれることって、本当に
    あるんですよね。


    結局、救ってくれるのは“人”なんだなっ
    て。どんなにしんどくても、そうやって
    ふとした瞬間に、世界が少しだけ優しく
    見えることがある。


    この気持ちを、今日はどうしても――
    皆さんに“お裾分け”したくなりました。


    もし今、ちょっと心が疲れていたら。
    どうかあなたの毎日にも、小さな優
    しさがそっと降りそそぎますように。




    露花 仁(じん)