駅のホームに立っているのに、
頭の中はまだ会議資料の数字がちら
ついている...
そんな自分に『ハッ』と
する時はありませんか?
責任感が人一倍強い方って
『仕事モードから』中々抜け出
せない...
決して楽では無いけれど、
それ以上にやり甲斐を感じられる
し、自分で望んだポジション。
やっと掴んだチャンス。
でも...
電車を待つあいだ、ふと空を
見上げると、ビルの隙間からのぞく
夜空には、何かを問いかけたく
なるような静けさがあって、
——もう、疲れたなぁ...って。
ほんの少しでいい。誰かに気を遣わずに、
深呼吸できる場所が欲しいな。
いいよね?
息抜きにも大事だよね?
なんて、自問自答してみたり。
いつかの日の夜のドライブ
東京のネオンが、まるで映画の中
の光景みたいに流れて。
車内には静かな音楽と、ゆるやかな
会話。“なにも頑張らなくていい時間”
って、こんなにも心がほどけるんだと
思ったことがある。
これは、僕の話ね。
でも、もしも――
貴女の夜にも、こんな時間があったなら?
ただの移動じゃない。
それは、“心の余白”を取り戻すための
ちょっとした"非日常”かもしれません。
日常を忘れたいわけじゃない。
でも、たまには――
『帰りたくない夜があってもいい』
なんて思えたり...
そんな風に思える日が
あっても良いかもしれませんね。
露花 仁(じん)
仁の写メ日記
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スマホ画面を閉じた帰り道仁