露花

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仁の写メ日記

  • 【22の感情バロメーター Vol.9|5 楽観編】
    【22の感情バロメーター Vol.9|5 楽観編】


    『なんとかなるよ』って、思えるだけで違う。


    “楽観的でいること”って、
    ただ能天気に笑っていることじゃなくて、
    むしろ——


    ちょっと状況が悪いときほど、
    『でもまあ、なんとかなるか』と思える
    人って、本当に強いなって思うんです。


    僕自身はその逆で、
    昔は“楽観的な人”に対して、
    少し斜に構えて見ていた時期がありました。
     

    特に職場では、
    “余裕のあるフリ”をして、
    実際の行動がちぐはぐだったり、


    『異を唱えさせない空気』を
    上の立場から漂わせる人に
    違和感を感じていたこともあります。


    お芝居のように称賛し、
    空気を読んで同調する——
    そんな関係性が“仕事”の一部として
    成立していた時期もありました。


    でも、今は思うんです。


    あのとき僕が求めていたのは、
    “本物の安心感”だったのかもしれないなと。


    本来、楽観って、現実を受け入れた上で
    それでも前を向こうとする姿勢なんですよね。


    たとえば
    『明日の予定、雨っぽいな…』
    そう思ったときに、


    『空いてるカフェ探すいい機会かも』
    『人通り少なくて歩きやすいかも』
    『雨宿りしながら話すのも悪くない』


    ——そんなふうに、
    “今できる最善”に目を向けられる力。


    僕も昔は、

    『また失敗するかも』
    『どうせうまくいかない』

    って最悪の未来ばかり想像して、
    気づけば“動けなくなっていた”ことが
    何度もありました。


    でもある時、気づいたんです。
    起きてもいない未来を“脳内シミュレーション”
    しても、得られるものは何もない。


    それなら——
    『ちょっと良い未来』を思い描いてみよう。


    そう決めてから、
    “脳の使い方”を意識的に変えるよう
    になりました。


    たったそれだけで、
    目の前の選択肢の見え方が変わったんです。


    楽観って、自分を信じる力。

    『今の自分で、どうにかできる』
    『たぶん大丈夫、なんとかなる』


    その気になれるだけで、人生のハンドルを
    自分の手に取り戻せる気がします。


    もし今、何かを始めようとしている
    あなたがいるなら——


    どうかその“根拠のない自信”を、
    そっと抱きしめてあげてくださいね。


    たとえ根拠はなくても、
    未来が動き出すサインかもしれないから。





    露花 仁(じん)