『“心が走りたがる瞬間”を、見逃さないで。』
【2 情熱】──
それは、ただ“熱くなる”こと
だけではなくて...
情熱って、
心の奥底から『これをやりたい!』
って思える、あたたかくて、真っす
ぐなエネルギーですよね。
理屈じゃない。
損得でもない。
ふとした瞬間に湧き上がってくる、
『今、これをやりたい』という衝動。
僕はつい現実の事情を優先して、
情熱を後回しにしてしまうことが
ありました。
『今は忙しいから』
『タイミングが悪いから』
『どうせうまくいかないかも』
やりたいことがあっても、
『今じゃない』とか
『どうせ無理だろう』
とか。
そうやって情熱に蓋をしてしまい
心が走りたがっているのに、
自分でブレーキをかけてしまう。
そして再び時を経て、
『やっぱりやりたい...』
やる気と、
やる気にブレーキをかける、
"2つの気持ちが”まるで
"振り子のように”揺れ動く。
僕はかつて、そうでした。
でも、
そういう小さな『揺れ動く心』の
積み重ねで、心をどんどん鈍らせて
しまう...と卑下しないで欲しい。
揺れて当たり前。
その揺れる気持ちも認めて
あげてください。
情熱は、心が生きているサインです。
何かにワクワクすること、
何かを『やってみたい』と思うこと。
それは、あなたの魂が
『ここにいるよ』って叫んでいる証拠。
たとえ小さな衝動でも、
たとえすぐに叶わなくても、
その“走りたがる瞬間”を見逃さないで
あげてほしいんです。
でも──
『相反する気持ちが芽生えるときの自分も』
それは、とても正直な心の動きだと思うん
です。
そしていつか、どんなに気持ちが
落ちようとも『やってみたい気持ち』が
消えない時が必ずやってきます。
それこそが本音の情熱です。
あなたの心のGPSです。
どれだけ迷っても、疲れても、
必ずまた、“自分に戻る場所”を
教えてくれる。
そんな日が必ず訪れる日が
来るから、だから今日、
もし胸が少しでも
高鳴る瞬間があったら──
どうか、その声を
そっと抱きしめてあげてくださいね。
露花 仁(じん)
仁の写メ日記
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【22の感情バロメーター Vol.6|2 情熱編】仁