感情に素直になって、
心地よさを大切にして、
安心できる場所でホッとできたとき、
『もっと感じていいんだ』
『もっと感じたい』って、自然に心が
開かれていきますよね。
過度な期待やプレッシャーを
感じながら、目の前の何かに忙殺されて
無理しすぎてるときって、
『こうした方がいい』とか
『こうあるべき』
『こうしなければならない』
っていう“外側の基準”で動いてることが
実に多いもの。
自分の心に余裕がなくなって
いると、自分は本当は何を望んで
いるのかも忘れてしまい、
心の声を聞く事自体も忘れて
ついつい心身を酷使してしまいがち。
でも、
安心できる場所に身を置いたときに
ふと湧いてくるのって、
『ほんとは、こんなふうに触れてほしかった』
『もっと、感じてみたかった』っていう、
“内側の願い”が自然とやってきたりするもんなん
ですよね。
『なぜか涙が出ました』って、
いう方は単に悲しいからじゃなくて、
ずっと奥に閉じ込めてた“願い”が溶け
だした証拠だと思います。
『優しくされたかった』
『誰かにただ受け止めてほしかった』
『わたしって、ここにいていいんやって
思いたかった』
そういう気持ちが、
触れられた“安心感”でゆっくり
ほどけていくのかもしれません。
性に限らずですよ、
快を受け入れることは、
自己肯定の始まりで、
気持ちいいと感じることを、
“自分に許す”ってこと。
ほんまはとても大きなことです。
『こんなふうに安心したかった』
『こうして、女性として扱われたかった』
『わたしにも、こんな感覚があったんや』
そんなふうに、
少しずつ“快”を受け取るようになると、
人って自然と、『自分を受け入れる感覚』
が育ってくる。
それは、技術じゃなくて、正解でも不正解
もなくて、ただただ、“わたしという存在”を
肯定する感覚。
もっと楽しく感じるままに。
そんな感覚。
そう思う自分がいたら、
否定せんといてください。
あなたの中にある“感覚”や“命の鼓動”
は、決して汚れたものや恥ずかしいもの
やない。むしろそれは、あなたがあなた
らしく生きるための、
大事な鍵かもしれません。
そしてそんな自分をそっと迎え入れ
る場所は、優しいあたたかさを確かめて
いける、そんな空間でもあると思うんです。
どうか、感じることに正直に
なってみてくださいね。
今日もあなたが、“本当の自分”に
触れる一日でありますように。
露花 仁(じん)
仁の写メ日記
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『感じること』に、もっと正直に仁