仁の写メ日記

僕は、もしかしたら利己的な人間
なのかもしれない。


なぜなら、こう思うから。


『誰かを幸せにすることは、巡り巡っ
て自分を満たすこと。』
『人を癒すことは、自分自身の心も
癒すこと。』


実際にそうだし、これからもきっと
そうしていくと思う。



たとえば、あなたが『ストレス発散に』
と面白いテレビ番組を見て笑ったとする。
それは一見、ただの自己満足のように
思えるかもしれない。


でも、


もしかしたら、その笑顔が周りの人を
も明るくしているかもしれない。
もしあなたが出演者なら、視聴率が上がる
ことで、お笑いスターのやる気や幸福度を
高めているかもしれない。

『あなたが心を軽くすることで、巡り巡っ
て世界が少しずつ良くなっていく。』

同じ行動でも、そこには『利己』と『利他』
２つの側面が同時に存在している。


もしあなたが『私の人生は利己的
すぎるのでは？』と思っているなら、
その裏側にある...『誰かのためになって
いること』...に目を向けてみてほしい。


仏教では、これを 『自利利他円満
（じりりたえんまん）』と言う。

自分が満たされていなければ、
人に与えることはできない。

でも、与えることでまた自分も満たされる。


これは、何か大きなことをしなければ
ならないという話ではない。
お金や物を与えることだけが『施し』
ではない。


『その瞬間、その状況で、自分ができる
精一杯の気前を持つこと。』

それが、自利と利他を繋げ、互いを
支え合うものになる。

『幸せに生きるために、心のどこかに、
いつも持っていたいですね。』





露花 仁（じん）