感情バロメーターの続きです。
それぞれの感情の位置にいるときに、
適した対処を行うのも、もちろん効果的ですが、
今日は少し本質的なお話をしたいと思います。
13〜22の感情範囲にいるときは、
『その感情からくる思考を、別の思考に切り替える』
のが難しい場合があります。
なぜなら、普段よりもエネルギーが低下して
いる状態だから。思考を切り替えたくても、
なかなか動けない…。
まるでガソリンが足りなくて走れないような、
お腹が空いて全然動けないような、そんな感覚です。
この感覚、あなたも感じたことありませんか?
信念とは、『考え続けている思考』
長く考え続ける思考を、『信念』と言います。
あなたの知識や経験が調和していて、
やりたいことに違和感なく思考できている状態。
そんな信念は、あなたにとってプラスになります。
でも、役に立たない信念もあります。
それが、まさに 13〜22の感情から
生まれる思考です。
『不自然な思考』は、嘘だから苦しい
自分を卑下してしまう
『私なんて相応しくない』と思ってしまう
『私は価値がない』と感じてしまう
こうした思考は、あなたにとって
『本当の感情』ではない のではない
でしょうか?
でも、安心してください。
本当のあなたは、そんなことはない。
むしろ、それを考えているとき、何か
『違和感』『モヤモヤ』したものを感じ
ませんか?
例えば、こんなことってありませんか?
『不自然な笑顔』
『不自然に距離をつめてくる人』
『不自然に褒めたり、褒められたり』
『偽りの自分を演じているとき』
なんとなく、心の奥に 『ん?』と引っかかる
ような感じがする。胸がなんか苦しい感じがする。
その違和感の正体は、『本当の自分』とズレ
ている感覚なんです。だから、苦しいんです。
『自然な感情』は、心地いいもの
逆に、
『自然に感じられるもの』は、全部心地いい。
『自然な笑顔』
『自然な距離感の人』
『無理せず話せる人』
こういうときって、気持ちが
ふわっと軽くなりませんか?
『心を落ち着かせる』ことが、一番のケア
このことに気づいたとき、
僕はすごく腑に落ちました。
感情を無理に変えようとするのではなく、
まずは 『思考をしない』『ぼーっとする』
時間を作る。
頭の中を空っぽにするだけで、
ふっと心が軽くなる瞬間があるんです。
たとえば、
気兼ねなく、誰にも邪魔されずに
ラフな格好で過ごす。
身も心も『だら〜っ』と力を抜ける時間を作る。
あえて『何もしない』時間を持つ。
『無になる時間』を作ることで、エネルギー
が自然と回復する。
そのための方法の一つとして、瞑想
もおすすめです。心を静めることで、
余計な思考が止まり、感情も整っていきます。
またの機会があれば、瞑想についても
詳しくお伝えしたいと思います。
今日は少し冷え込んだ朝ですが、
あなたにとって良い1日でありますように。
露花 仁(じん)
仁の写メ日記
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木を見て森を見ず仁