満の写メ日記

「天に星辰あり
地に露華あり
飛ぶに禽あり
走るに獣あり
池に金魚あり
枯木に寒鴉あり
自然は是一幅の大活画なり」

漱石の小説の一節です。


人と人が
我の見栄や利益に躍起になろうとも

それには目もくれず営みを続ける"自然"



あるがままの姿を晒し
生命活動を止める事をしない植物、動物たち。


繁殖も
繁栄も
枯れることも隠さず
死の姿さえも曝け出す


その美しさ。


私たち露花は

あなたの
生まれついたそのままの姿を
慈しみ、触れ

そして、あなたもまた
自身の命のあるがままを愛せるようにと

願いを込めて

「露花」と

命名いたしました


あなたが
その地にしっかりと根を張り

悦びという露を抱き

露花でのこの瞬間を、生き

そして

いつか枯れようとも。

末永く寄り添い続けられるお店になれるよう
これからも精進いたします


露花　満